拡大図・縮図~プログラミングを用いた作図~
- 小学校
掲載日
2025.07.02
対象学年 | 小学6年生 |
授業の枠組み | 教科ごとの授業 |
教科:単元分野 | 算数・数学 ー図形、算数・数学 ー関数 |
主な実施地域 | 大阪府 |
実施時期 | 2024年06月 ~ 2024年06月 |
■概要
本事例は、拡大図・縮図の作図をプログラミングを用いて提案したものである。従来の方眼紙を用いた作図の応用として、方眼の無い中で座標を用いて辺の長さや角の大きさを考え作図を行う。プログラミングを用いることで、児童は視覚的に直感的に正しいと思われる作図をトライ&エラーを繰り返しながら行うことが可能である。また、コードの座標から2つの図形が、拡大図・縮図の関係になっているのかを考察・検証していくことも行う。
なお、本事例は本校が実施する、プログラミングを小学校の学習指導要領の範囲内にどこまで落とし込めるかを追求したモデルケースの1つである。
■本教材の目標
・プログラミングに親しみ、正しくコマンド入力を行うことができる。
・座標平面を直感的に理解し、三角形を作図するための頂点の座標を考え、作図することが出来る。
・2つの図形の座標から辺の傾きや長さの比、角度を考察し、本当に拡大図・縮図の関係なのかを考察する。
■単元の評価規準・基準
- 知識・技能
拡大図・縮図の関係にある図形間に存在する辺の長さや角の大きさの関係を理解し、プログラミングを用いた作図に取り組むことができる。 - 思考・判断・表現
2つの図形の辺の長さや角の大きさの関係を座標をもとに考察し、拡大図・縮図の関係かどうかを検証することができる。 - 主体的に取り組む態度
座標について、ワークシートで考えたり、何度も打ち直したりしながら、拡大図の作図のプログラミングを行うことができる。
また、座標をもとに拡大図・縮図の関係かどうかを考え、それを周りの児童にも伝えようとしている。
■学習計画
小学6年生
算数・数学(40分 ✕ 1コマ)
小6算数、図形領域「拡大図と縮図」応用教材
■提供ファイル
- 指導案・実践報告_追手門学院小学校「拡大図と縮図」(ダウンロードする)
- p5js_URLと授業実施の留意点_追手門学院小学校「拡大図と縮図」(ダウンロードする)
- WS_追手門学院小学校「拡大図と縮図」(ダウンロードする)
- WS記入例_追手門学院小学校「拡大図と縮図」(ダウンロードする)
■関連リンク
- 【教育事例に関する問い合わせ】追手門学院小学校ホームページ
- p5.js Web editor
- p5.js 使い方マニュアル
一覧に戻る
条件で絞り込む
キーワード検索