小学校における生成AI活用に関する指導事例

■概要

生成AIを適切に活用する力は必須になるととらえ、小学校高学年段階から指導を行った。
第1段階では生成AIの仕組みや特性を理解し、第2段階ではそれらを適切に扱うための留意点と方法について学ぶという構成である。
第1段階として第5学年で「生成AIとはどのような仕組みによるものか」「どのような活用方法が考えられるか」「どのような問題点があるか」を学ぶ。
第2段階として第6学年で「得られた情報の正誤を確認することの必要性とその方法」「適切な回答を得るためのプロンプトの工夫」について学ぶ。

■本教材の目標

【第5学年】
・生成AIの基本的な機能や仕組みについて考え、AIが自分たちの生活や社会と深く関わっていることを理解する。
・AIとの関わり方について主体的に考え、問題解決しようとする態度を養う。

【第6学年】
・生成AIの基本的な機能や仕組みを理解し、適切な回答を得るための質問やプロンプトの作成について理解する。
・自分たちがAIを適切に利用していくための考え方や態度を養う。

■単元の評価規準・基準

【第5学年】
・知識・技能：AIの基本的な機能や仕組みを理解できる。
・思考・判断・表現：AIと自分たちの絵師かつや社会を関連づけて考えることができる。
・主体的に学習に取り組む態度：AIとどのように向き合っていけばよいかを、周りの人に進んで伝えようとする。

【第6学年】
・知識・技能：生成AIは指示によって回答が変わるなど特性を理解できる。
・思考・判断・表現：自分の意図した結果に近づくよう、発問や指示の細分化や具体化について考えることができる
・主体的に学習に取り組む態度：自分の意図に近づくよう、試行錯誤しながら粘り強く取り組もうとする。

■提供ファイル

1. 指導計画_原山小「AIって何だろう」（ダウンロードする）
2. 指導計画_原山小「生成AIを相棒にしよう」 （ダウンロードする）

■関連リンク

• 【教育事例に関する問い合せ】印西市立原山小学校
• 印西市教育センター
• 【サイエンスティームサイト】STEAM補助教材（小学校編）ページへ