リンク機構~動きを変化させる機械~
- 高校
対象学年 | 高校1年生 |
授業の枠組み | 横断型授業 |
教科:単元分野 | 専門科目など、情報処理・プログラミング、技術・家庭 ーエネルギー変換、理科 ー物理・エネルギー、算数・数学 ー図形、総合的な学習(探究)の時間 |
主な実施地域 | 大分県 |
実施時期 | 2023年11月 ~ 2023年12月 |
■概要
生徒が総合的な探究の時間で行われる課題研究の方法や考えたを学ぶための教材。STEAM教育のTechonology・Engineering・Mathematicsの分野をモノづくりの過程(デザイン思考の過程)を通して学ぶ。課題(問い)や試行錯誤の方法を教員が生徒に提示する導かれた探究(ミニ課題研究)。生徒は、教員からの問い等の提示を受けて、自らの最適解を導く。単元の前半では、動きを変化させるリンク機構のモデル化を厚紙を使いプロトタイプを作成することで、挑戦する。単元の後半では、前半で考えたモデルをもとに、モーターやプログラムを用いて、電動のリンク機構を作成することに挑戦する。
※開発教材につきまして、関連リンク『「舞STEAMs」の開発教材ページ』よりご参照ください。
■本教材の目標
総合的な探究の時間で行われる課題研究において、モノづくりを生徒が主体的に考え、実施できるスキルや考え方を身に付けさせる。その為に、本教材を通して、次のことを理解したり、できるようになることを目指す。
(1)実社会においてリンク機構が様々に利用されていることを理解する。
(2)デザイン思考を用いたモノづくりを理解し、実際にできる。
(3)特定の動きをするモノをモデル化できる。
(4)自分の意見や相手の意見を批判的な思考を持って考えることができる。
(5)自分の考えを提案し、相手の考えを精査し、より最適な考えを導くことができる。
■単元の評価規準・基準
●知識・技能:デザイン思考の過程を理解し、それぞれの過程におけるポイントを押させて、実践している。モーターやプログラムの仕組みを理解し、使用している。
●思考・判断・表現:自ら見出しことを的確に分かりやすく相手位に伝えながら、最適な解に向かって進んでいる。相手の考えを聴き、その考え等の情報を精査しながら最適な解に向かって進んでいる。批判的な思考を働かせながら最適な解に進んでいる。考えを持った試行錯誤を行っている。
●主体的に学習に取り組む態度:仲間と協働し、多様な意見を考慮しながら課題の解決に向かっている。他の学習と関連づけながら課題を解決している。
■学習計画
総合的な学習(探究)の時間(50分 ✕ 8コマ)
「総合的な探究の時間」または「理数探究基礎」として実施し、探究(課題研究)におけるモノづくりの過程(デザイン思考)を体験を通して理解させるための単元として利用する。
■提供ファイル
- 【大分舞鶴高校】はじめに(ダウンロードする)
- 01 R5 舞STEAMs(4)リンク機構 指導案 令和5年度改訂版(ダウンロードする)
- 02 R5 ユニットⅢ 導入 動きを変化させる機械 改訂版(授業解説用)(ダウンロードする)
- 02 R5 ユニットⅢ 導入 動きを変化させる機械 改訂版(投影用)(ダウンロードする)
- 03 R5 ユニットⅢ ワークシートA 条件と設計図(ダウンロードする)
- 04 R5 ユニットⅢ ワークシートB 条件と設計図(ダウンロードする)
- 05 R5 ユニットⅢ ワークシートC 条件と設計図(ダウンロードする)
- 06 R5 ユニットⅢ ワークシートD 提案シート(ダウンロードする)
- 07 R5 ユニットⅢ ワークシートE 最終提案シート(ダウンロードする)
- 08 R5 ユニットⅢ ワークシートF 振り返り(ダウンロードする)
- 09 R5 ユニットⅢ 振り返り(ダウンロードする)
■関連リンク
- 【教育事例に関する問い合わせ】大分舞鶴高校/担当:池(ち)まで
- 「舞STEAMs」の開発教材ページ