生物の授業で行う生命倫理の課題研究
- 高校
| 対象学年 | 高校2年生 |
| 授業の枠組み | 教科ごとの授業 |
| 教科:単元分野 | 専門科目など、理科 ー生物・生命 |
| 主な実施地域 | 兵庫県 |
| 実施時期 | 2025年09月 ~ 2026年02月 |
■概要
本校では、すべての教科・科目で探究的手法を用いた授業が展開されていて、生物の授業では生命倫理のテーマに基づいた課題研究を行っています。
生物に関する社会的倫理課題を探究するために、ある生命倫理の事象について、様々な視点からの客観的な情報を集め、それらに基づいて議論し判断することが重要であることが、日本生命倫理学会等で指摘されています。本授業では是か非かの結論を求めるのではなく、思考することを求めています。
■本教材の目標
現在日本では、生命倫理に関する課題が多く見られますが、それらについて一方向から見た報道が多く、それらに考えが引きずられることが少なくありません。本授業では、生命倫理をめぐる事象について、様々な視点からの客観的な情報を集め、それらに基づいて議論し判断する資質・能力を育成することを目指します。
■単元の評価規準・基準
- 知識・技能
メディア等から生命倫理的課題を発見することができる。
関連する客観的な資料を収集することができる。
収集した資料から図や表を作成することができる。
考察に必要な知識を獲得している。 - 思考・判断・表現
資料を分析し自らの考えをまとめることができる。
考えを論文やポスター、パワーポイントに簡潔にわかりやすくまとめることができる。
プレゼンテーションで内容のある質疑応答ができる。 - 主体的に学習に取り組む態度
グループワークの中で役割分担が明確である。
自らの役割について主体的に取り組むことができる。
全体での議論に積極的に参加している。
■学習計画
理科(50分 ✕ 1コマ)
課題研究の開始前に、DNA、細胞、遺伝等の項目を学習しておく。本校で作成している資料「科学倫理-知性と感性-」を使用する。また、生命倫理に関する研究テーマを各自で考えさせる。
理科(50分 ✕ 2コマ)
1時間目:生命倫理について生徒に理解させる。2時間目:出席番号・座席順などで、6名程度の「テーマ検討班」を作る。各自で考えたテーマについて研究課題として妥当かを検討させ、テーマを絞る。
理科(50分 ✕ 8コマ)
3時間目:テーマ検討班で選んだテーマ案をクラス全体に発表。生徒はその中からテーマを選び、「探究班」を作る。4時間目:班内で、リーダー、データ処理担当など役割を決める。5時間目~:探究班で研究を進める。授業後は班員による相互評価を行う。
理科(50分 ✕ 2コマ)
研究論文をまとめる。完成したら担当教員に提出し、助言を得て修正する。論文をもとにポスターを作成し、プレゼンテーションの準備をする。成果を「課題研究発表会」で報告し、他者との議論を踏まえ、さらに論文を修正する。
■提供ファイル
- 資料_姫路東高校「生物の授業で行う生命倫理の課題研究概要資料」(ダウンロードする)
■関連リンク
- 【教育事例に関する問い合わせ】兵庫県立姫路東高等学校HP