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生物の授業で行う生命倫理の課題研究

川勝和哉 / 兵庫県立姫路東高等学校
  • 高校
掲載日
2026.03.18
対象学年 高校2年生
授業の枠組み 教科ごとの授業
教科:単元分野 専門科目など、理科 ー生物・生命
主な実施地域 兵庫県
実施時期 2025年09月 ~ 2026年02月

■概要

本校では、すべての教科・科目で探究的手法を用いた授業が展開されていて、生物の授業では生命倫理のテーマに基づいた課題研究を行っています。
生物に関する社会的倫理課題を探究するために、ある生命倫理の事象について、様々な視点からの客観的な情報を集め、それらに基づいて議論し判断することが重要であることが、日本生命倫理学会等で指摘されています。本授業では是か非かの結論を求めるのではなく、思考することを求めています。

■本教材の目標

現在日本では、生命倫理に関する課題が多く見られますが、それらについて一方向から見た報道が多く、それらに考えが引きずられることが少なくありません。本授業では、生命倫理をめぐる事象について、様々な視点からの客観的な情報を集め、それらに基づいて議論し判断する資質・能力を育成することを目指します。

■単元の評価規準・基準

  • 知識・技能
    メディア等から生命倫理的課題を発見することができる。
    関連する客観的な資料を収集することができる。
    収集した資料から図や表を作成することができる。
    考察に必要な知識を獲得している。
  • 思考・判断・表現
    資料を分析し自らの考えをまとめることができる。
    考えを論文やポスター、パワーポイントに簡潔にわかりやすくまとめることができる。
    プレゼンテーションで内容のある質疑応答ができる。
  • 主体的に学習に取り組む態度
    グループワークの中で役割分担が明確である。
    自らの役割について主体的に取り組むことができる。
    全体での議論に積極的に参加している。

■学習計画

高校2年生

理科(50分 ✕ 1コマ)
課題研究の開始前に、DNA、細胞、遺伝等の項目を学習しておく。本校で作成している資料「科学倫理-知性と感性-」を使用する。また、生命倫理に関する研究テーマを各自で考えさせる。
理科(50分 ✕ 2コマ)
1時間目:生命倫理について生徒に理解させる。2時間目:出席番号・座席順などで、6名程度の「テーマ検討班」を作る。各自で考えたテーマについて研究課題として妥当かを検討させ、テーマを絞る。
理科(50分 ✕ 8コマ)
3時間目:テーマ検討班で選んだテーマ案をクラス全体に発表。生徒はその中からテーマを選び、「探究班」を作る。4時間目:班内で、リーダー、データ処理担当など役割を決める。5時間目~:探究班で研究を進める。授業後は班員による相互評価を行う。
理科(50分 ✕ 2コマ)
研究論文をまとめる。完成したら担当教員に提出し、助言を得て修正する。論文をもとにポスターを作成し、プレゼンテーションの準備をする。成果を「課題研究発表会」で報告し、他者との議論を踏まえ、さらに論文を修正する。

■提供ファイル

  1. 資料_姫路東高校「生物の授業で行う生命倫理の課題研究概要資料」(ダウンロードする)

■関連リンク

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