身近なアリを環境指標として環境のちがいと生物多様性を調べよう
- 高校
掲載日
2026.02.26
| 対象学年 | 高校1〜高校3年生 |
| 授業の枠組み | 総合的な学習(探究)の時間 |
| 教科:単元分野 | 理科 ー生物・生命、総合的な学習(探究)の時間 |
| 主な実施地域 | 沖縄県 |
| 実施時期 | 2024年05月 ~ |
■概要
環境指標生物としての「アリ」に着目し野外調査した事例。120分連続の探究の時間と生物部の活動内に実施した調査をもとに、外来種と沖縄固有種の分布や環境ごとの種構成の違いを比較した。種の同定には図鑑やウェブサイトを用い、一部の難種については専門家に依頼した。調査を通して生徒は、アリが土中だけでなく、枝の中・石の下・木の上など多様な環境で生活していることに気づき、生物多様性への理解を深めることができる。
■本教材の目標
・身近な環境に生息するアリを環境指標生物として調査する活動を通して、生物多様性と生息環境との関係を科学的に理解する力を育成する。
・野外でのアリの採集、顕微鏡を用いた種の同定、データ整理・解析といった一連の活動を通して、観察・比較・考察に基づいて課題を設定し、根拠をもって説明する力を養う。
・一見すると同じように見える環境でも、地域や気候条件の違いにより生息するアリの種構成が異なることに気づかせ、全国的な比較を通して気候の違いが生物多様性に及ぼす影響について考察する力を育む。
・身近な自然環境を継続的に調べる経験を通して、生物多様性保全を自分事として考える態度の形成を目指す。
■単元の評価規準・基準
- 知識・技能
・探究の対象となる事象を理解し、調査に必要な知識や技能を身に付けようとする。 - 思考・判断・表現
・事象を多角的・複合的に捉え、数学・理科などに関する課題を設定して探究し、課題を解決する力を養うとともに、創造的に表現しようとする。 - 主体的に学習に取り組む態度
・様々な事象や課題に主体的に向き合い、粘り強く考え行動しようとする。
・課題の解決や新たな価値の創造に積極的に挑戦しようとする。
・探究の過程を振り返り、評価・改善しようとする。
・探究活動においてふさわしい倫理的な態度を身に付けようとする。
■学習計画
高校2年生
総合的な学習(探究)の時間(60分 ✕ 2コマ)
生物「環境教育」の単元として位置付け、総合的な探究の時間および生物部の活動として実施。1班5名で「アリ」の採集・同定・分析方法を学ぶ自律的な活動である。年度継続のため先輩が後輩を指導する姿が見られる。
■提供ファイル
- アリを環境指標とした生物多様性調査の企画書(教員用資料).pdf(ダウンロードする)
- 【沖縄県立球陽高等学校Webサイトへ移動】アリの採集方法など調査研究の手引きについて(教員・生徒向け)(ダウンロードする)
- 【沖縄県立球陽高等学校Webサイトへ移動】統計分析フリーソフトを用いた群集解析方法について(教員・生徒向け)(ダウンロードする)
■関連リンク
- 【教育事例に関する問い合わせ】沖縄県立球陽高等学校・球陽中学校
- 球陽SSH_Ant Link Project
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