ナメクジウオを見てみよう!
- 中学校
- 高校
掲載日
2025.12.16
| 対象学年 | 中学3年生 |
| 授業の枠組み | 課外授業 |
| 教科:単元分野 | 理科 ー生物・生命 |
| 主な実施地域 | 東京都 |
| 実施時期 | 2024年08月 ~ 2024年08月 |
■概要
公募により集まった中学生を対象に、理科の体験授業としていきものを用いた実習を計画した。高校の教科書には掲載されているが、馴染みがないと思われるナメクジウオを題材とした。未知の生物についてどうアプローチするかを実体験してもらうことをねらいとした。本行事は、女子校である本校の特色を生かし、主体的な活動を通して、理数系分野への興味・関心を喚起することによって将来の進路に関する視野を広げることが目的である。
■本教材の目標
光学顕微鏡と双眼実体顕微鏡を用い、それぞれの顕微鏡の特性を生かした観察を実施した。スマートフォンやタブレットを使って顕微鏡写真を撮り、その写真を見ながら丁寧にスケッチする時間をとった。次に、未知のいきものについて、グループ内・グループ間で協力・分担しなから進めていく協働的な活動をおこなった。最後に調べた項目の1つである行動について確認する実験した。高校ではどの範囲で触れるかを説明し、今後の生物の学びに期待を抱かせる内容とした。
■単元の評価規準・基準
- 知識・技能
地球上には知られていない生物を含めると数千万種おり、まだ出会ったことのない生物がいることを理解する。 - 思考・判断・表現
出会ったことのない生物を観察し、身体の部位について推測する。協調的な調べ学習の後、内容をまとめ、他グループに発表する。 - 主体的に学習に取り組む態度
初めて出会う生徒とともにグループ内で役割を分担しながら、自身がもつ情報を共有し積極的に取り組む態度を養う。
■学習計画
中学3年生
理科(60分 ✕ 2コマ)
「生物の多様性と共通性」という高校の生物基礎の単元で、さまざまな環境に多種多様な生物が生活していることをあつかう。通常では出会わない生物を用い、その生物を用いた研究テーマを考える。
■提供ファイル
- 【お茶の水女子大学附属学校園 教材・論文データベースへ移動】理数一日体験授業報告 生物コース:ナメクジウオを見てみよう!(授業の流れ、注意点等)(ダウンロードする)
■関連リンク
- 【教育事例に関する問い合わせ】お茶の水女子大学附属高等学校
- 教材・論文データベース
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