アート思考力育成講座
- 高校
掲載日
2025.10.29
| 対象学年 | 高校2年生 |
| 授業の枠組み | 総合的な学習(探究)の時間 |
| 教科:単元分野 | 図工・美術・音楽、総合的な学習(探究)の時間 |
| 主な実施地域 | 滋賀県 |
| 実施時期 | 2025年07月 ~ 2025年07月 |
■概要
対象物をよく観察することで、これまでの既成概念を超え、新しいものの見方を身に付ける「アート思考」を育む授業。本学の探究的な学びにおいて生徒らは、課題の設定、情報の収集、整理・分析、まとめ・表現の一連のプロセスを繰り返しながら、自らの考えを深める。中でも、「課題の設定」を重要視しており、生徒らが新たなものの見方によって問いを立てる能力を育む場としている。
■本教材の目標
・アート作品を鑑賞し、アーティストの作品制作のプロセスを知る。
・アーティストが、作品に込めた「問い」を考える。
・アート思考に欠かせない、前提を疑い、常識の罠から抜け出す体験をする。
・ワーク(砂や輪ゴム、クリップなど“数えきれないもの”を大きな紙の上に並べ観察する)を通して、一見意味のないことや当たり前のことから、新鮮な問いを見つけていく力を養う。
■単元の評価規準・基準
- 知識・技能
・アート作品の制作プロセスを知り、考え方や正解は1つではなく多様な可能性を見出すことができるということを理解する。 - 思考・判断・表現
・ワークを通して、当たり前を疑い、多角的な視点で目の前のものをよく観察し、自分のものの見方や自分なりの問いを生み出そうとしている。 - 主体的に取り組む態度
・「並べて何か意味があるのか」と短絡的に頭で判断するのではなく、実際に手を動かして観察しようとする。
・正解がないことを肯定的に捉えようとする。
■学習計画
高校2年生
総合的な学習(探究)の時間(50分 ✕ 2コマ)
詳細は、提供ファイルを参照。はじめに、20世紀のアートや現代アートを鑑賞する。その後、グループワークに移り、各自が用意した“数えきれないもの”を並べ観察する。
■提供ファイル
- 授業の流れ(教員用資料)(ダウンロードする)
- 【滋賀県立膳所高等学校Webサイトへ移動】 ルーブリック(教員用資料)(ダウンロードする)
■関連リンク
- 【教育事例に関する問い合わせ】滋賀県立膳所高等学校
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