条件で絞り込む
教科:単元分野
校種
キーワード検索
教育サポートコンテンツ
ご利用について
SHARE
シェアする
  • STEAM教育事例 一覧
  • 探究学習の新しい選択肢 「知財学習」で、課題解決と社会の仕組みを学ぼう

一覧に戻る

探究学習の新しい選択肢 「知財学習」で、課題解決と社会の仕組みを学ぼう

INPIT(独立行政法人工業所有権情報・研修館)
  • 小学校
  • 中学校
  • 高校
掲載日
2025.09.04
対象学年 高校1~3年生、中学1~3年生、小学5~6年生
授業の枠組み 横断型授業
教科:単元分野 図工・美術・音楽、技術・家庭 ー材料加工、総合的な学習(探究)の時間、道徳

■概要

高等学校において知財学習を導入する際の参考として、授業の構成例や教材情報などをまとめたものです。(小・中学校でも実施可能な内容を含みます。)
身近な困りごとを発見し、「課題」として捉えながら、アイデア発想の尊さや面白さ、そして発想の手法を学んで習得し、自らも各教科で得た知識を横断的に利用して新しい課題解決策を発想する。さらに、それらを整理分析の上、まとめ・表現することを通じて、よりよく課題を発見し解決していくための資質・能力を育成することができます。また、これらの体験を通して、アイデア(=知的財産)がどのように社会とつながり、社会に貢献しているかを学ぶこともできます。

■本教材の目標

・アイデア創造の楽しさを知り、思考の柔軟性、発想力を鍛える。他人と協調し、他人の意見やアイデアを尊重する。
・アイデアとはそもそも何かを理解し、人がアイデアを思いつく原理を知る。他教科等での学びを身の回りのものの工夫改善につなげる意識をもつ。
・興味・関心等に基づき、主体的に課題を見つける。ノート等に適切に自分の考えやアイデアを記録する。
・知的財産権について、権利取得のメリット(保護・活用)等の基本的な内容を知る。自分で考えたアイデアと既存のアイデアについて、情報の収集、整理・分析を行う。
・課題とその解決方法について、魅力的な発表ができる。今後も創意工夫をもって様々な活動に臨む意欲を持つ。

■単元の評価規準・基準

実施校では、各学校の実態に応じて評価規準を設定している。なお、授業構成例は、学習指導要領解説に記載の以下の3つの評価の観点を網羅できることを意識して作成されている。

  • 知識・技能:他教科等及び総合的な探究の時間で習得する知識及び技能が相互に関連付けられ,社会の中で生きて働くものとして形成されるようにすること。
  • 思考・判断・表現:課題の設定,情報の収集,整理・分析,まとめ・表現などの探究の過程において発揮され,未知の状況において活用できるものとして身に付けられるようにすること。
  • 主体的に学習に取り組む態度:自分自身に関すること及び他者や社会との関わりに関することの両方の視点を踏まえること。

■学習計画

高校1~3年生

総合的な学習(探究)の時間(50分 ✕ 1コマ)
発想体験や企業見学: 知財学習の導入として、アイデアや知財の身近さ・大切さに触れ、知財学習への関心を惹起する ※1~2コマでの実施を想定
総合的な学習(探究)の時間(50分 ✕ 2コマ)
アイデアの大切さ/発想法: アイデアの社会的意義を学んでアイデアを尊重する意識を醸成し、発想法についても学ぶ 身近な課題を考えよう: 実際に課題を設定し、解決方法を考える ※2~4コマでの実施を想定
総合的な学習(探究)の時間(50分 ✕ 1コマ)
知的財産権解説/自分と同じ知財がないか探してみよう: 知的財産権について学び、さらに調査を行って理解を深めていく ※1~2コマでの実施を想定
総合的な学習(探究)の時間(50分 ✕ 1コマ)
成果発表会: 考えたアイデアについて発表し、質疑応答や講評を経て改善点を見いだす ※1~2コマでの実施を想定

中学1~3年生

総合的な学習(探究)の時間(50分 ✕ 1コマ)
発想体験や企業見学: 知財学習の導入として、アイデアや知財の身近さ・大切さに触れ、知財学習への関心を惹起する ※1~2コマでの実施を想定
総合的な学習(探究)の時間(50分 ✕ 2コマ)
アイデアの大切さ/発想法: アイデアの社会的意義を学んでアイデアを尊重する意識を醸成し、発想法についても学ぶ 身近な課題を考えよう: 実際に課題を設定し、解決方法を考える ※2~4コマでの実施を想定
総合的な学習(探究)の時間(50分 ✕ 1コマ)
知的財産権解説/自分と同じ知財がないか探してみよう: 知的財産権について学び、さらに調査を行って理解を深めていく ※1~2コマでの実施を想定
総合的な学習(探究)の時間(50分 ✕ 1コマ)
成果発表会: 考えたアイデアについて発表し、質疑応答や講評を経て改善点を見いだす ※1~2コマでの実施を想定

小学5~6年生

総合的な学習(探究)の時間(45分 ✕ 1コマ)
発想体験や企業見学: 知財学習の導入として、アイデアや知財の身近さ・大切さに触れ、知財学習への関心を惹起する ※1~2コマでの実施を想定
総合的な学習(探究)の時間(45分 ✕ 2コマ)
アイデアの大切さ/発想法: アイデアの社会的意義を学んでアイデアを尊重する意識を醸成し、発想法についても学ぶ 身近な課題を考えよう: 実際に課題を設定し、解決方法を考える ※2~4コマでの実施を想定
総合的な学習(探究)の時間(45分 ✕ 1コマ)
知的財産権解説/自分と同じ知財がないか探してみよう: 知的財産権について学び、さらに調査を行って理解を深めていく ※1~2コマでの実施を想定
総合的な学習(探究)の時間(45分 ✕ 1コマ)
成果発表会: 考えたアイデアについて発表し、質疑応答や講評を経て改善点を見いだす ※1~2コマでの実施を想定

■提供ファイル

  1. 【INPIT Webサイトへ移動】「総合的な探究の時間」の新しい選択肢 「知財学習」導入資料集(ダウンロードする)

■関連リンク

  • 【教育事例・その他の知財学習用資料の提供に関する問い合わせ】INPIT 知財人材部
一覧に戻る
条件で絞り込む
教科:単元分野
校種
キーワード検索