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福島ブリティッシュヒルズ英語研修及び東日本大震災を学ぶツアー

上家幸子 / 茨城県立取手松陽高等学校
  • 高校
掲載日
2025.02.27
対象学年 高校1~3年生(募集型)
授業の枠組み 課外授業
教科:単元分野 社会、英語
主な実施地域 福島県、茨城県
実施時期 2024年10月 ~ 2025年01月

■概要

取手松陽高校では、世界の国々の課題(平和、環境、人権、貧困など)解決に向けて、地球に暮らす一員として、身近なことから行動する「地球市民」育成を目標に、プログラムを実施している。隣県である福島県が東日本大震災で負った多大な損害・被害を学び、今後どうすれば良いかを考え、行動し、発信できる人材を育てる事を目標にしている。またイギリスにいるような環境の中でネイティブの方と触れ合えるBritish Hillsで、文化体験を行いながら生の英語を学ぶことにより、英語により関心を持ち、英語の授業でも前向きに取り組み、国内外で活躍できる人材を育てることを念頭に置いている。

■本教材の目標

震災当時、福島にありながら、東北地域にではなく、関東一円に電力を供給していた原子力発電所の事故を引き起こした東日本大震災から十数年経過している福島の現在の様子、震災当時の様子を事前学習を通じて知り、学び、準備をする。そして実際に現地に行って、東日本大震災・原子力災害伝承館での展示、語り部の方のお話、フィールドワークで現地での様子を学び取り、今後の自分たちに何が役立てられるか、どうして行けばいいか多角的な視野を育む。また文化的体験のできるブリティッシュヒルズで、生の英語を実際使い、英語の苦手意識を軽くし、使うことの喜びを体験し、今後の英語学習への取り組みの姿勢を向上させる事を目標とする。

■単元の評価規準・基準

協調性:クラス、学年、学科が様々な生徒たちが集まる中での取り組みであり、活動はすべて放課後であるため、調整して出席できるよう務め、その中で上手にコミュニケーションをとれているか。
積極性:年齢や環境が違う集団の中で、発言したり活動したり調べ物をしたりと積極的に参加できているか。
主体性:事前事後学習、そして現地での活動で、自分の役割を理解して、前向きに取り組み、参加することができるか。そして事後学習後の取手市内のボランティア団体アンサムでの発表で、メンバーの意見をまとめて発信することができるか。

■学習計画

社会(75分 ✕ 6コマ)
福島で実際に起こった震災や、原子力災害について総合的に学ぶ。また、様々なゲストティーチャーをお迎えして知識を得、映画「Fukushima50」を鑑賞することで当時の様子を学習し、現地での学びを深める。
英語(75分 ✕ 2コマ)
クラス学年が違う生徒が集まり、当日は宿泊も伴うプログラムでもあるので、良い環境作りを目指して、お互いを知り合い、英語を使うことに少しでも慣れるようスピーキング活動に焦点をあて、文化的な背景も学習する。
社会(75分 ✕ 2コマ)
【事後学習】福島に行って学習したこと、感じた事、考えを各自でスライドを作り発表、お互いに共有し、意見交換することで、より深い学びに繋げる。また市内ボランティア団体に発表して考えを深め、未来にも繋げる。

■提供ファイル

  1. 学習会スケジュール(ダウンロードする)
  2. ワークシート 地図と福島で見てみたいもの(ダウンロードする)
  3. 配布副教材「フクシマはイチエフよりも大きい」福島県立ふたば未来学園高校 教諭 小磯匡大(ダウンロードする)
  4. 配布副教材 小説「ネフスキーさん!」 小磯まさひろ(ダウンロードする)
  5. 投影用教材「福島第一原子力発電所の廃炉と福島復興の進捗概要」廃炉・汚染水・処理水対策チーム事務局(ダウンロードする)
  6. 福島BRITISH HILLS英語研修と東日本大震災を学ぶツアー予定表(ダウンロードする)
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