夏至や冬至の時期の北極と南極における白夜と極夜を観察しよう
- 中学校
- 高校
掲載日
2025.01.30
対象学年 | 中学3年生、高校1年生 |
授業の枠組み | 教科ごとの授業 |
教科:単元分野 | 理科 ー地球・宇宙、社会 |
主な実施地域 |
■概要
北極域では、6月下旬の夏至の前後の期間、太陽が沈まず一日中明るい「白夜」になります。これは地球の自転軸の傾きによるもので、地球が自転しても北極が一日中太陽の方向を向くためです。一方、同じ時期に南極の方は太陽が一日中、地平線から昇らない「極夜」になります。それから半年後の 12 月下旬の冬至の時期になると、地球が公転し太陽をはさんで反対側に移動するため、南極域が白夜、北極域が極夜になります。
白夜と極夜という極域に特有な現象を通じて、地球の自転軸の傾きと公転運動の作用を確認できます。極地にある観測基地の定点カメラのデータを使って、実際に夏至や冬至の時期の北極域と南極域の様子を観察してみましょう。
■本教材の目標
夏至や冬至の時期に北極域と南極域で白夜や極夜が現れる様子を観察し、極域に特有な現象を知るとともに、地球の自転運動や公転運動に対する理解を深めます。
■単元の評価規準・基準
各学校の実態に応じて評価規準を作成ください。なお、本教材の利用例は次の通りです。
- 地球と太陽の関係を知りたいとき
- 極域の白夜と極夜をオンラインで見てみたいとき
■学習計画
中学3年生
理科(50分 ✕ 1コマ)
地球の運動と天体の動き
高校1年生
社会(50分 ✕ 1コマ)
(地理)緯度の違いとその影響
■提供ファイル
- 【国立極地研究所 Webサイトへ移動】授業の手順、ワークシート、授業用資料等(ダウンロードする)
■関連リンク
- 【教育事例に関する問い合わせ】国立極地研究所広報室>お問い合せフォーム(A)
- 北極・南極 for Education
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