デザイン思考をもとにSDGsの解決を目指したロボット開発活動
- 中学校
- 高校
掲載日
2024.06.10
対象学年 | 中学生~高校生 |
授業の枠組み | 特別活動 |
教科:単元分野 | 情報処理・プログラミング |
主な実施地域 | 大阪府 |
実施時期 | 2014年04月 ~ |
■概要
追手門学院大手前中高等学校では、ロボット製作やプログラミング活動に興味のある生徒が、課外活動として、SDGsなどの社会課題に向き合い、ロボット開発による解決を目指して取り組んでいる。中高合わせて、約50名の生徒が20のチームに分かれ、生徒自ら構想する課題解決のために、ロボットやシステムづくりに取り組んでいる。1つの同じ課題を全員で取り組む活動とは違い、生徒がつくりたいという「願い」や「思い」を大切にすることにより、より高度な教育実践に繋がり、手話通訳ロボットや薬管理ロボットなどを開発するなどし、ロボコン世界大会等で大きな成果を残し、STEAM教育の好事例として評価されている。
■本教材の目標
ロボット製作やプログラミングに興味のある生徒のより発展的な教育活動の場として、放課後特別授業や課外活動などがあげられる。正規の授業ではないので、活動範囲や時間的な制限が緩和されることから、自分が本当に解決したい社会課題に向き合うことができる。まさに課題解決を目的としたSTEAM教育の本質を貫く活動といえよう。そして、ロボット開発を通して多くの失敗を経験し、その経験から多くの学びを得る。生徒が自ら構想したゴールを目指す過程で、技術力やプログラミングスキルだけでなく、創造力やマネジメント力、コミュニケーション力、やり抜く力などを身につけることを目標とする。
■単元の評価規準・基準
本活動において生徒と共有する観点を次に記す
- 自ら社会課題に向き合うことができたか
- 自分が本当に解決したい目標が設定できたか
- 社会課題に解決につながるモノ(ロボットやアプリ)をつくることができたか
- なかまと協力して、お互いに高めることができたか
- 自分の開発したモノを社会に対して発信することができたか
■提供ファイル
- 追手門学院大手前中高学校ロボットサイエンス部活動資料(ダウンロードする)
■関連リンク
- 【教育事例に関する問い合わせ】追手門学院大手前中高学校ホームページ
- 追手門学院大手前中高学校ロボットサイエンス部ホームページ
- STI for SDGsアワード 活動紹介動画「部活で目指すSDGs」
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